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テカリも乾燥も気になる? 皮膚科医に聞く混合肌の原因と対策

友利新 先生による日焼け対策講座
テカリも乾燥も気になる?
皮膚科医に聞く
混合肌の原因と対策
テカリも乾燥も気になる混合肌向けUV下地の選び方

ラ ロッシュ ポゼ アンバサダー 
友利新 先生

テカリも乾燥も防ぐ!混合肌の原因と対策。
UV下地の選び方も。

教えて! Doctor

テカリも乾燥もある…それはもしかしたら混合肌かも?
実は混合肌は、日本人に多い肌質のタイプの1つ。
さらに最近はマスクで蒸れることで、肌のべたつきを感じる人も増加する傾向に。
自分が混合肌と気づかず間違ったケアをしている方も多いとのこと。
そこで今回は皮膚科医の友利先生に、混合肌の原因と対策や、混合肌におすすめのUV下地の選び方をお伺いしました。

POINT1

混合肌の特徴

一般的に肌質は水分量と皮脂、油分のバランスによって4つに分類されています。
その中で、皮脂でべたつくのにかさつく肌というお悩みの方は「混合肌」であると考えられます。
混合肌は、日本人、特に20〜30代に多い肌質と言われています。
具体的には、Tゾーンを中心とする額や鼻やあごはテカリ、目元・口元・ほお等は乾燥しがち、という傾向があります。
さらに混合肌は、肌のバランスが乱れていて、ダメージを受けやすいタイプの肌だと言われています。
混合肌の特徴

セルフ肌チェック

自分の肌質を正しく理解していますか?

自分の肌質を正しく理解しないまま、間違ったケアを続けると肌悩みの悪化の原因に。 チェックに当てはまるものが多ければ混合肌の可能性が高いということになります。
セルフ肌チェック

POINT2

混合肌の原因

テカリも乾燥も実は「乾燥」

べたつきと乾燥、違う悩みに見えますが、どちらも大きな原因は「乾燥」。
私たちの肌表面はバリア機能(角質層)によって守られていて、バリア機能によって肌の潤いが正常に保たれることで、かさつきや刺激、肌トラブルのないすこやかな肌をたもちます。
しかし混合肌の方は、バリア機能が低下し、肌が乾燥している状態。
そうすると肌がこれ以上水分を逃がさないようにと、過剰に皮脂を分泌してしまうのです。
混合肌の原因

POINT3

混合肌の対策

乾燥の原因、バリア機能を保つためには?

これまで何度もお話ししていますが、やはり重要なのは「紫外線対策」
バリア機能(角質層)は一番外側=肌表面にあり、最前線で肌を守っています。
ですので紫外線を浴びると、一番外にあるバリア機能はダメージを受けてしまいます。

年中対策が大切
紫外線は夏だけだと思いがちですが、肌深部に影響を与えるロングUVAは年中降り注いでいるので、毎日対策することが大切です。

肌深部に影響を与えるロングUVAは室内でも対策が必要
紫外線は夏だけだと思いがちですが、肌深部に影響を与えるロングUVAは年中降り注いでいるので、毎日対策することが大切です。

敏感肌こそしっかりとUV対策を
肌が敏感なときこそ紫外線の影響を受けやすいので、敏感肌こそしっかりとUV対策をすることが大切です。
肌が敏感な時に高いSPFの紫外線はちょっと、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では、低刺激で心地よい使用感でありながら紫外線防御力も高いという、良いとこどりの製品もあります。
混合肌の対策

POINT4

間違えやすい!?混合肌のUV下地の選び方

最後に、混合肌におすすめのUV下地の選び方をご紹介します。
混合肌の特徴は、乾燥だけでなくて、べたつき・テカリもある状態。
肌のべたつきを気にして、皮脂吸着ばかり意識してUV下地を選ぶ方が多いです。
ですが、先ほどもお話したようにテカリも乾燥も、大きな原因は乾燥。
水分と油分のバランスが大切です。
皮脂を吸着しすぎると逆にバリア機能(角質層)の低下を引き起こし、かえって肌悩みにつながってしまうことも。
なので表面のテカリに防御しつつも、皮脂を過剰に吸着しすぎずにうるおいを与える事が大切です。
つまり、ほどよく「うるおい感」と「さらっと感」のバランスがとれた製品を選ぶことが大切です。
間違えやすい!?混合肌のUV下地の選び方

まとめ

・皮脂でべたつくのにかさつく肌というお悩みの方は「混合肌」の可能性が。
・混合肌は、日本人の特に20~30代に多い肌質のタイプの1つ。
・べたつきと乾燥、違う悩みに見えますが、どちらも大きな原因は「乾燥」
・乾燥を防ぐのに大切なことの1つは「紫外線対策」
・混合肌には、テカリ防止をしつつうるおいを与えるUV下地がおすすめ。
友利新 先生

ラ ロッシュ ポゼ アンバサダー 
友利新 先生

現在、都内2か所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・TVなどで展開中。
2004年第36回準ミス日本という経歴をもつ、美貌の新進医師。美と健康に関する著書も多数。
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